わたしの小さなパートナー(小学校低学年)は料理を作ることが好きです。学童から帰ってくると、テレビを見るか料理を作るかでいつも選択を迫られています。
「作らないといけない」わたしとはまったく違う世界で料理を楽しんでいるようです。
彼の面白いところは、冷蔵庫に入っているものでなにを作ろうかと考えるところ。主婦みたいだなーって思いながら見守っています。
ついこの間、もくもくと紙になにかを書いていて。よくみたらオリジナルメニューを考えていたんです。「きょうはママお客様ね」と言ってメニューを持ってきてました。こういうセットを考えたり金額を設定するのも上手になってきているなって感じます。
炒める順番ってどうやって決まるんだろう?
料理をするにあたってこれは知っていてほしい...そう思うことはクイズにして、一緒に答えを探します。一方的に言われるより探すほうが楽しいと思うんですよね。
簡単なサラダも、盛りつけ方でレストランっぽくなるよーとアドバイスをしたりして。ちょこちょこ声はかけますが、あとは彼にお任せです。
料理を作っているときの彼はいつも真剣だし楽しそうなんです。特に調味料を使うとき。だからこの個性を広げるにはどんなことができるかなってよく考えるんです。
いまやっていることはこんなこと
・一緒に買い物にでかける
・試食をして味を知る、試食担当のひとと話す
・料理番組をみる
こうして熱中できるものがあるっていいなって思います。羨ましいと思うくらい。だから「いつも楽しそうだね」って伝わる雰囲気をそのままことばにして彼に届けるようにしています。
個性を伸ばす、そのスタートは個性を認めてあげることからはじまるのかなって思うんです。