「相手が真剣に話を聞いてくれている」
それは子どもだけでなく、大人だってうれしいですよね。
きのう、子どもとドッヂボールをして遊んでいたときのことです。
帰り際、急にヘソを曲げるシーンがあったんです。
理由はみていてなんとなくわかったんです。
でも「じぶんはこうしたい」って、伝えられるひとになってほしいから。だから理由を話してくれるのを待ってみました。でもただ聞き出そうと思っても、心を開いてくれないんです。ぷりぷり星人に変化しているから。
だから、わたしが聞く姿勢でいることを伝えました。じっととなりに座っているし、何かをしながらでなく聞くことに集中しているし、言ってはいけないことばもないと。話していいんだよって、まずことばにしてみようって。
聞く姿勢でいることって、ものすごいチカラがあるんじゃないかってこの時思いました。「聞くよ」だけじゃなくて、聞く準備が整っているんだよって伝わるだけで、安心して話せるんだろうなって。
少しずつ、彼がことばを届けてくれるようになって。
じぶんのルールで遊びたかったと話してくれて。
ルールについては話し合いをしました。いつでもじぶんのルールで遊べるんじゃないよって。新しいルールをみんなで作り出す楽しさも伝えました。それと「あと5分遊びたかった」ってことばが最後にみえたので「じゃぁ5分遊んで帰ろう」って話しました。
子どもにとっての5分がどれだけ大事なものかを知る、いい機会にもなりました。
聞くという姿勢、このチカラをもっと磨きたい。