ライフデザインレシピ! lifedesign recipes!

いまと暮らしと家族時間を楽しむためのアイデアレシピ^^

《夢の叶えかた》実現方法は1度だけでも1つだけでもないはず

叶えかたは1つじゃないかもしれない

わたしは10代のころから、「いつか保育士になりたい」という気持ちをぼんやりと持っています。不思議なことに10年以上経ったいまでも、いつも心のどこかにその気持ちが残っていて、ある時ふわっと思いが奥底から登場してくるんです。

f:id:andplusonelife:20180210074651j:plain

大学を入り直そうか真剣に迷った19歳

高校3年のとき、今後の進路をスポーツ系か外国語系かのどちらかに絞って。いろいろな条件の中から「スポーツをしながら外国語の勉強をする」を選んで。

水泳部に入る、ライフセービング活動をする、英会話の先生に水泳を教える。とにかくやりたいことはなんでもやってみて。そんななかで、スイミングスクールの先生というしごとをきっかけに子どもと関わることに興味を持ったんです。

スイミングスクールでは、幼園児さん(3歳〜6歳)のクラスを担当。水が怖くて入れない、ママと離れるのが悲しすぎる、水のなかで浮かぶことができるなど、1人1人の「できるようになる」に向き合いました。

子どもの成長に関わることができるしごとに、徐々に興味を持ちはじめ、19歳になった大学2年のとき、いま通う大学を辞めて保育の勉強ができる大学を受け直そうか、真剣に悩んだんです。

社会人になって通信教育を受けてみた

結果的に大学は辞めませんでした。胸のなかがざわつくほど保育士に興味があったけれど、それ以上にライフセービングやプールの個人レッスンなど、いまやりたいこと、いましかできないことがあって。

その後、大学を卒業して教育系のしごとに就くのですが。数年ぶりにまたふわっと保育士という資格が頭をよぎり、ここでとうとう動き出します。通信教育を受けはじめたんです。

そのときのしごとが嫌だったとか転職したいとかそういったものではなくて。もう純粋に「学びたい」「保育士という言葉に近づきたい」という気持ちがピークに達したからです。

はじめて受けた保育士試験はしごとの関係で全教科受けられず。しごとも忙しくなり。その後、ゆるやかに保育士というキーワードはわたしの心の小さい引き出しのなかに入って行きました。

保育士体験にきた中学生と保育士になりたい夢を語り合う

数年経って。わたしはお母さんになって。

あるとき、じぶんの子を預けている保育園に、地元の中学生が保育士体験にやってきたんです。

毎日顔を合わせているうちに、じぶんが保育士になりたかったこととか、中学生のときに好きになれなかった教科のこととか、高校選びのこととかそんな話をするようになっていったんです。

体験に来ていた子のなかで、保育士になりたいという夢を持った子が1人いました。保育士になりたいから保育系の学校に行きたい。でもまだ親と進路の話ができていない...。受験で落ちちゃったらもうなれないかな..。

 

期待と不安の入り混じる言葉を聞いて、こんなことを話したんです。

 

夢を持つって、やりたいことがあるって、素敵なことだと思う。もし興味があるのなら、小さなことからどんどん挑戦していくといいと思う。そして知っていて欲しいことがある。叶え方って1つじゃないかもしれないってこと。保育系の学校に行けなかったらもう夢はかなえられないなんてことはないと思うの。もしこの先なにかで悩んだり躓いたときは誰かに話してほしい。アイデアがもらえるかもしれないから。

保育士になる夢の叶えかたをじぶんの子をみてくれた中学生と話せるなんて。じーんとする時間でした。

小さな野望の叶えかた

わたしはいま保育士のしごとはしていないけれど、叶えたかったことは少しずつ叶えられています。

・「ママ先生」として保育士体験すること

・「読み聞かせ」の活動に参加すること

・未就学児でも参加できるイベントを企画すること

その職業につけることが1番の幸せなのかもしれない。でも就けなかったとしても、その夢に近づいたり体験したりする方法もあるんです。叶えられなかった、諦める、では勿体ないです。

きっかけをみつけて何度も挑戦する、職業という枠にこだわらないでそこで叶えたかったことを別の角度から実現していく。

きっと実現方法は1度だけでも1つだけでもないはずです。